㈱ジャパンウォーターの「カトパン」こと、加藤綾子です。
国内初となる下水道コンセッション(浜松市公共下水道西遠処理区施設等運営事業)は、この平成30年4月から、運営事業が開始されます。
これに続き、平成30年2月26日に、高知県須崎市で「須崎市公共下水道施設等運営事業」の実施方針が公表されました。
事業期間は平成31 年4 月1日~平成51 年3 月末日(予定)で、運営権事業の対象は終末処理場と下水道管路となっています。浜松市公共下水道西遠処理区施設等運営事業は下水道管路が含まれていませんでしたが、須崎市下水道コンセッションでは下水道管路が範囲に含まれています。
また、運営権設定対象施設以外についても包括的民間委託等により、選定された民間事業者が運営権事業の遂行を目的として設立するSPC(特別目的会社)が一体的に管理運営するものとなっています。
コンセッション事業としては小規模な事業ですが、事業性を確保するため関連する他の施設も範囲に加え、コンセッション+包括的民間委託+業務委託の3手法を組み合わせたものなっています。施設によって責任とリスク負担が異なりますので、どの程度の自由裁量が民間事業者に与えられるのか、少々疑問もありますが、ご興味のある方は以下須崎市HPをご覧ください。

(1)事業対象概要

 

(2)事業規模概要
1)運営権事業対象
①終末処理場:日最大500 m3/日、処理方式:DHS+MBBF方式
②下水道管路(汚水):10 km
2)運営権対象外
①下水管路(雨水):約12 km
②雨水ポンプ場:計画時間最大汚水量 約28 m3/秒(5施設合計)、下水排除方式:分流式
③漁業集落排水施設浄化槽:約136m3/日(2施設合計)、処理方式:接触ばっ気方式
④再資源化処理施設:6.2 t/日(5h)
⑤一般廃棄物最終処分場:埋立面積 11,000m2 、浸出水処理施設:140 m3/日

(3)主なスケジュール
・平成30年4月上旬: 特定事業の選定・公表
・平成30年4月下旬: 募集要項等の公表
・平成30年5月中旬:説明会及び現地見学会の開催
・平成30年6月:参加表明受付、競争的対話の実施(7月:2回目)
・平成30年8月:提出書類(提案書)の受付
・平成30年9月:優先交渉権者の選定
・平成30年12月:運営権設定、事業契約の締結
・平成31年4月:公共施設等運営事業開始

リンク・出典
高知県須崎市HP