BOTとは、Build Operate and transferの略で、PFIの一方式。民間事業者が対象施設を建設(Build)し、建設完成後も対象資産を所有したまま運営(Operate)し、事業期間終了後に対象資産の所有権を公共団体等に譲渡(Transfer)する方式で、一般に施設の新設や既往資産の改築更新を行う場合に適用されます。事業期間はBTO方式より長く、20年~30年程度が一般的のようです。
また、運営は対象建設資産に加え既往資産も範囲とすることが多く、事業開始に際し、既往資産がPFI事業者に一旦譲渡されます(下記イメージ図参照)。
PFI事業者の報酬の収受方法は独立採算型が一般的で、全て利用料金で賄われ、民間事業者は事業期間終了までに事業に投資した資金を回収します。
BOT方式は、日本では美術館や体育館等の所謂“はこもの”に導入されることが多く、上下水道事業へのBOT導入事例は、浄水場施設内の一部設備に導入した例があるのみで、ほとんど実績はありません。