仕様発注(Specification order)とは
公共事業の入札において、発注者が発注内容や実施手法等について詳細に仕様を規定した発注方式のことです。日本における業務委託では一般的な手法です。

水道事業の業務委託において、維持管理コストの主要部分を占める浄水場施設の維持管理は、約 7 割(下水道の終末処理場施設では 9 割以上)が民間委託されている現状にありますが、日本では決められた人員の配置等を求める等、予め定められた仕様に基づき民間委託がなされている傾向にあります。

この場合、仕様の遵守を求められる結果、経費削減のインセンティブが民間に働かなかったり、委託者・受託者間の責任分担が曖昧であることから、民間からの業務改善に関する提案の結果が採用されにくかったり、採用されてもその効果が民間に還元されなかったりするケースも多く、業務の効率化が進みにくい傾向にあり、また、契約期間も単年度であることが一般的です。

一般に仕様発注の場合は、価格競争入札方式の一般競争入札又は指名競争入札よる価格競争に
より行われます。