第三者委託とは、平成14年4月に水道法の一部が改正により、新たに創設された水道法第24条の3に基づく委託のことで、浄水場施設の運転管理や水質管理などの水道施設の管理に関する技術上の事務を第三者に委託する契約を「第三者委託契約」といいます。

水道法第24条の3では、「水道事業者は、政令で定めるところにより、水道の管理に関する技術上の業務の全部又は一部を他の水道事業者若しくは水道用水供給事業者又は当該業務を適正かつ確実に実施することができる者として政令で定める要件に該当するものに委託することができる。」と定められており、同法に従い、浄水場施設の運転管理や水質管理などの水道施設の管理に関する技術上の事務を第三者に委託できるようになりました。

対象となる委託範囲において、受託者(同法において「水道管理業務受託者」といいます)に水道法の規定が適用され、委託者側にはその部分の規定が適用されず、水道技術管理者の配置義務は受託者側に生じることになります。
水道統計(日本水道協会)によれば、平成27年度における第三者委託の導入状況は、全国で76事業(末端給水:61事業、用水供給:13事業、専用水道:2事業)となっており、水道事業全体(データ数:1473事業)の5.2%に留まっています。

厚生労働省では下記サイトにおいて、第三者委託の手引きを発表しており、導入を促進しております。

リンク集
厚生労働省:「第三者委託実施の手引き(平成23年3月改訂)」について

日本水道協会:水道事業における民間的経営手法の導入に関する調査研究報告書 (PDF)